2010年9月14日

生徒や保護者とのワークショップ


今回の訪問では、子供達が暮らす地域やそこでの生活を知り日本にも紹介すること、生徒達が学ぶ喜びを感じられるようなワークショップを現地ではじめることも目標としています。子供達やその保護者、彼らが暮らす地域は、ナクラビというカンパラ市内にあるSITC-UGANDAの校舎周辺の所得が低い住宅地域いわゆるスラムに注目しました。



そこで私たちは、日本からフィルム付きインスタントカメラを持ち込み、生徒や保護者に写真を撮影してもらうことにしました。ナクラビの地域のソーシャルワーカーの協力を得て、20世帯を訪問し、その他10世帯にも後日、協力を得て、撮影された800枚を超える写真は、日本で写真展などを行いご紹介していく予定です。


また、アフリカの現代アートを通してアフリカの姿を世界へ伝えることを目指すAfricArt Designの代表、黒木 皇さんの協力で、地元の著名アーティストが講師となって、アートのワークショップを子供達と行いました。詳しくは、黒木さんのブログをご覧ください。

2010.10.01 【BLOG】アフリックアートの画家によるワークショップ
2010.10.09 【BLOG】アフリックアート画家によるアートクラス。

今後、子供達の作品とアーティスト自身による作品展をカンパラで開催するほか、日本でも紹介したいと計画中です。

鉛筆と1ヶ月の給食を250人のこどもたちへ




日本製鉛筆1,010本とお預かりした1,100ドル(95,000円)を持参した私たちは、まず現金を現地通貨の2,470,500ウガンダシリング(UGS)に両替しました。※ 1,000UGSは約38.3円
その内、約43千円に相当する1,122,000UGSを直接、給食の材料として、ウガンダの首都カンパラの西部ナクラビと北東の郊外ナンサナのSITC-UGANDAの校舎2カ所に届けました。
まず、主食となるのはトウモロコシを調達します。乾燥したトウモロコシをひいて粉にします。トウモロコシ粉はマトケという主食(1トン)とポレッジという日本の葛湯のようなスープの材料(300kg)、50kgの袋が26個で、710,000UGS(27,193円)でした。
次に別の商店へ移動して、マトケの付け合わせになるシチューに使う豆と、調理油、食塩を購入します。
豆は100kgの袋が2個(200kg)、油30l、塩と石けんで、412,000UGS(15,780円)です。
運搬はトウモロコシ粉を買った商店で、トラックを出してもらい、カンパラ郊外のナクラビにある校舎の中の食料庫に届けました。学校では生徒の子供達が協力して、50kgのトウモロコシ粉と100kgの豆を運び込む一人一人の姿がうれしそうだったのが印象的でした。
前日まで空いていた倉庫が食糧で一杯に。学校の財政難の影響で食べられない日もある給食が出るとあって、子供達の第一声は、「やった!」でした。
ウガンダの学校で出る給食は、まんじゅうの皮に似たような食感のマトケ(トウモロコシ粉を炊いたもの)と豆のシチューが定番で、大人の私たちも食べきれない量を小学校低学年くらいの子供でも残さずに食べていました。

なお、残りの1,348,500UGSについては、9月の電気・水道料金700,000UGS(26,810円)と10月の支払にあてられ、施設の電灯や給食の調理に使う水道などへ利用されます。


2010年9月12日

95,000円と文具をウガンダへ届けました。

写真左から根井麻未さん、井上康弘さん、SITC-UGANDA代表の
ベルナルド・キビリッジ、原田英治さん、上村悠也さん

9月11日(土)から19日(日)の6泊9日で、日本の発起人の新井と井上さん、社会人の原田さんと根井さん、大学生の上村さんの5人で、SITC-UGANDAを訪問しました。

現地では、出発前にお預かりした寄付1,100ドルと日本製鉛筆1,000本をウガンダの子供達へ直接、届けました。また、AfricArt design代表の黒木皇さんの協力を得て、子供達や地域の保護者が参加したワークショップを開催しました。詳しい現地での活動内容は、随時このブログの中でご報告いたします。

今回の日程は、以下の通りです。
  1. 9/11(土) 日本出発
  2. 9/12(日) ウガンダ到着
  3. 9/13(月) あしながレインボーハウス訪問(ウガンダ)
  4. 9/14(火) SITC NansanaとNakulabyeを訪問(ウガンダ)
  5. 9/15(水) フォスター・プラン事務所訪問(ルワンダ)
  6. 9/16(木) GikongoroのMurambi Genocide Memorial Center訪問(ルワンダ)
  7. 9/17(金) アートギャラリーと工房を訪問(ルワンダ)
  8. 9/18(土) ウガンダ出発
  9. 9/19(日) 日本到着
ウガンダ・ルワンダ訪問にあたり、日本・ウガンダ往復の航空券手配にH.I.S エコツーリズムデスク、ウガンダとルワンダの宿泊やハイヤーなどの手配にウガンダの首都カンパラに事務所をおくグリーンリーフ・ツーリスト・クラブの協力をいただきました。

参加人数や現地日程の変更や調整、問い合わせに丁寧に対応いただき、ありがとうございます。

(あらい)


2010年9月11日

9/28(火) 第5回 カフェ・ベルナルド


日本をはじめとした先進国で当たり前の技術で作られている製品が、成長途上の国では生活を大きく変える。そんなテクノロジーのマーケットプレースを提供するコペルニクの代表 中村俊裕さんをお迎えして、話をお聞きします。
 
CA3C1013

好評をいただいた6月に続き、最新情報を紹介いただきます。日本の技術力と途上国での生活の改善を結びつけ製品開発や事業構築を行う目的で開催されているSee-D Contest、東ティモールの視察報告などを予定しています。

cafe-bernard #5 (第5回 カフェ・ベルナルド)
  1. 日時:
    2010年9月28日(火) 午後8時開演(午後7:30開場/午後11時終了予定)
  2. 会場:
    The Creator's District 808(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル8F ※ 地図
  3. ゲスト:
    中村俊裕さん(コペルニク共同創設者/CEO)
  4. 会費:
    3,000円※ 懇親会の軽食・ドリンク付き
    お預かりする会費の一部がSITC-UGANDAへ寄付されます。
  5. 定員:
    20人
【申込方法】
こちらのフォームから、9月27日(月)までにお申込ください。
なお、定員を超える申込をいただいた場合、ご参加をお断りすることがあります。

2010年9月10日

THE21でご紹介いただききました。

PHP研究所の「THE21」(2010年10月号)の連載『小暮真久の「世界を変える力」の磨き方 第4回「NPOの立ち上げ」』の中で、TABLE FOR TWO International 事務局長の小暮さんとのご縁で2009年にはじまった私たちの活動のきっかけや内容が紹介されています。