2011年7月28日

エイズ治療プログラムの開始

ウガンダのSITCが、国内の医療センターとの間で、HIV/AIDSの治療について合意したことが、地元紙Daily Monitorに掲載されました。記事では2012年の1年間、ウガンダ国内の患者500人分の抗レトロウイルス薬(ARV)が処方されることが紹介されています。
Daily Monitor:  - National |Over 500 HIV-positive patients to receive ARVs

すでにSITCから国内の3つの地域へ治療薬が提供されています。SITCの生徒や児童とその保護者の患者にも、地域の医療センターを通じて同様に提供されます。

この取り組みは、Canadian Friends of Pearl Children (CFPC)の支援で実現しました。







2011年7月21日

『20代からはじめる社会貢献: 400社が支援した「社会起業」とは』

小暮真久さんの著書『20代からはじめる社会貢献: 400社が支援した「社会起業」とは』(PHP新書)で、わたしたちの取り組みをご紹介いただきました。小暮さん、ありがとうございます。

2011年7月17日

SITC-UGANDA 2010年の活動報告書

現地から昨年の活動報告(英語)が届きました。



2011年6月15日

SITCの現状と今後の課題のご報告

SITC ウガンダプロジェクトの発起人のひとり、あらいです。いつもご支援をいただき、ありがとうございます。ウガンダにあるSITCの現状と今後の課題をご報告いたします。

  1. 授業の一時中断と再開

    2010年末のクリスマスホリデーを前に、現地の運営資金不足が原因で12月にナンサナとナクラビにある校舎での授業が一時中断され、休校となりました。その後、2月から3月にかけて国政選挙と大統領選挙にともなう政情や治安の一部悪化などがあり、授業の実施が難しい状況が続きましたがその後、再開にいたっとという報告を受けています。

    2010年は、40人の生徒が初等教育を卒業して、残念ながら20人が退校しました。現在、ナンサナ178人、ナクラビ262人、合計440人が通学しているとのことです。

  2. 支援の状況と今後の課題

    現在、SITCへの支援は、アメリカとカナダの個人を中心とした寄付で運営が行われています。2010年は日本でもイベントの開催やグッズ販売の収益や寄付をウガンダへ送金するほか、現地の視察を行いました。

    今後に向けた現地が抱える課題は、慢性的な運営資金の不足と負債の返済です。現在は、440人の生徒へ教育と給食、HIV/AIDSその他の疾患を抱えるこどもへの医療の提供に必要な予算を確保できない状態です。また、企業や団体を含め、継続的な支援を受け入れるために必要な透明性の確保や健全な経営を行うための管理スタッフの不足も大きな課題です。

  3. 日本からの支援

    日本での取り組みは、社会人の有志が中心となって、仕事のかたわら支援を行っており、現地に入って、運営に直接参加することができず残念です。けれども、教育を通じて、ウガンダのこどもたちが仕事を得て、家族とともに自分自身の意志と選択で暮らしていけるような支援を敬意と共感を持って、続けていきたいと願っています。

    そのためには、1) ひとりひとりのこどもに支援が届いていることが目に見えてわかることと、2) 現地でのお金の使われ方を透明性を高く説明して、継続的に教育の機会が提供ができること、をまず解決していかなければなりません。課題が多く、効果的な解決策はまだ見つかっていません。引き続き、現地の状況を調べて、話し合いを続けながら、よりよい支援を考えてまいります。
以上、これまでの状況のと今後について、簡単ではありますがまとめました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

    2011年6月1日

    Anwar Sadat来日、ライブペインティング

    Photo by Miki TOKAIRIN

    SITCでアートクラスの実施に協力していただいた黒木皇さんのAfricArt designのプロデュースで、講師として参加してくれたウガンダ人アーティストのAnwar Sadatが先月、来日して、渋谷でライブペインティングを行いました。

    "OmniPeace"によるイベントを開催します | NEWS | UNITED ARROWS