2010年9月14日

鉛筆と1ヶ月の給食を250人のこどもたちへ




日本製鉛筆1,010本とお預かりした1,100ドル(95,000円)を持参した私たちは、まず現金を現地通貨の2,470,500ウガンダシリング(UGS)に両替しました。※ 1,000UGSは約38.3円
その内、約43千円に相当する1,122,000UGSを直接、給食の材料として、ウガンダの首都カンパラの西部ナクラビと北東の郊外ナンサナのSITC-UGANDAの校舎2カ所に届けました。
まず、主食となるのはトウモロコシを調達します。乾燥したトウモロコシをひいて粉にします。トウモロコシ粉はマトケという主食(1トン)とポレッジという日本の葛湯のようなスープの材料(300kg)、50kgの袋が26個で、710,000UGS(27,193円)でした。
次に別の商店へ移動して、マトケの付け合わせになるシチューに使う豆と、調理油、食塩を購入します。
豆は100kgの袋が2個(200kg)、油30l、塩と石けんで、412,000UGS(15,780円)です。
運搬はトウモロコシ粉を買った商店で、トラックを出してもらい、カンパラ郊外のナクラビにある校舎の中の食料庫に届けました。学校では生徒の子供達が協力して、50kgのトウモロコシ粉と100kgの豆を運び込む一人一人の姿がうれしそうだったのが印象的でした。
前日まで空いていた倉庫が食糧で一杯に。学校の財政難の影響で食べられない日もある給食が出るとあって、子供達の第一声は、「やった!」でした。
ウガンダの学校で出る給食は、まんじゅうの皮に似たような食感のマトケ(トウモロコシ粉を炊いたもの)と豆のシチューが定番で、大人の私たちも食べきれない量を小学校低学年くらいの子供でも残さずに食べていました。

なお、残りの1,348,500UGSについては、9月の電気・水道料金700,000UGS(26,810円)と10月の支払にあてられ、施設の電灯や給食の調理に使う水道などへ利用されます。


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