2010年4月6日

ウガンダ道中4日目 - いい顔が笑ってるっ!

4月のウガンダは現地では春。真夏にはもう少し日差しが強くなるそうです。この日も何度か15分ほど雨が降り稲妻を見ましたがが、天気はおおむね曇りのち晴れといった模様です。イースター休暇明けの首都カンパラには故郷から帰ってきた人が忙しく仕事を始めています。

SITC(Saph Integrated Training Centre)も授業再開です。学校の訪問にあわせて、何か日本とウガンダを結ぶ贈り物を、と思い、風船の製造と販売を行っている墨田区のマルサ斉藤ゴムに協力をいただいて、ハンドメイド風船を今回のウガンダ行きでは持参しました。

ekilooto(エチロート)はウガンダの言葉で夢
ウガンダがその数少ない生息地となっているマウンテンゴリラを
モチーフにして、ふくらむゴリラの夢風船です。

こどもたちは日本からやってきた風船に大興奮
授業中に邪魔しちゃって先生ゴメン・・・
(写真をクリックするとスライドショーが表示されます)

この日、訪れたのは2つある施設のうちのNANSANA(ナンサナ)にある学校です。ナンサナは、ウガンダの首都カンパラからフリーウェイを経由して北へ10分あまり走った最近、人口が増えているという大きな地域です。SITCはナンサナ地域のロードサイトにあります。


6つの教室では、小学生や中学生の年齢の子どもたちが学年毎に1クラス平均15人程度に分かれて、数学や英語、化学の授業などを受けています。また、異なる学年のこどもたちが英語でchoir(クワイアー)と呼ばれる聖歌隊の合唱の練習をしていました。聖歌隊の演奏は、CDにも6曲が収録されています。

算数の授業(?)の様子
語学力不足で間違えていたらスミマセン。。。

SITCは、親をHIV/AIDSなどで亡くしたこどもや貧困から授業を受けられないこども、障がいを持つこどもなど200人あまりに教育、給食、医療を提供していますが、周囲の教会やその他の施設から願書の申込があり受け入れています。ただ、2009年以降の逼迫した予算から病気の治療など保護に費用がかかるこどもたち約50人は、退学させており、ここにも(繰り返しになって恐縮ですが)厳しい現実があります。

校庭に出てきたこどもたちとスタッフで記念写真
スタッフには今月開催のアースデイ東京2010で販売するTシャツのモデルになってもらいました。

3月に大豆を送っていただいた熊本県八千代市立昭和小学校のみなさんへのお礼のメッセージを預かりました。

この日はこどもたちから支援をいただいている日本の方々へ感謝を込めてクワイアーを合唱を聞かせてもらいました。歌声は帰国後に改めてご報告させてください。

それでは、今日はこの辺で。あらいでした。

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